ウチワサボテンって知ってますか?正直、私は最近まで知りませんでした・・・
ではサボテンと聞くとどんなイメージですか?暖かいアフリカや中南米に生育するイメージ?トゲトゲしてて痛いイメージ?
コスメのイメージを想像する方はあまりいないのではないでしょうか?
ウチワサボテンオイルはどこでに生育してる?
ウチワサボテンはアメリカ、メキシコ、南アメリカ、アフリカ、オーストラリア、地中海に広く見られますが、スキンケアに最適なウチワサボテンオイルは、モロッコで多くが生産されています。モロッコでのウチワサボテンの種子油の生産は、女性の社会進出を支援するプロジェクトとしても注目されています。貴重な油を調達するため、種子は通常手作業で抽出され、その後、サボテンの種子から機械で抽出されます。
その平たい楕円形の茎が、まるで団扇(うちわ)のように見えることから、日本名で「ウチワサボテン」と呼ばれています。
ウチワサボテンはミッキーマウスの耳みたいなパッドを持ち、黄色や赤色、あるいは紫色の花が咲き、果を付けます。もちろん棘もあります。ウチワサボテンは30cmくらいから、大きいもので2mくらいの高さに達するものがあります。その茎や、みずみずしい果肉であふれた果実は栄養価が高く、古くから食用として使われてきました。
ウチワサボテンの種子からコールドプレスによって抽出されるこの貴重なオイルは、中央アメリカ・メキシコの乾燥地帯で育つサボテン科の植物から得られます。アステカ族によって伝統的に使用されてきたこのサボテンは、その治療効果と栄養価の高さで知られています。
さらりとした肌触りで、お肌に素早く馴染むこのオイルは、肌だけでなく髪や爪にも栄養と潤いを与える多機能性を持っています。朝晩の洗顔後のフェイシャルケアや、乾燥した髪の毛先へのヘアセラムとしても最適です。
お肌の「油と水のバランス」を整えることで、自然な健康状態を保つ手助けをし、ローズウォーターなどのフローラルウォーターと組み合わせることで、さらにその効果を高めます。また、ヘアケアとしても優れた保湿力を発揮し、髪のお手入れにも適しています。
そこで今回のオススメの商品がこちらです。
モロッコ産 ウチワサボテンオイル100% ATTOLLO PURE OIL 10ml
洗顔後、化粧水を使う前にオイルを2~3滴手に取り、優しくお顔全体になじませるとしっとりします。
ウチワサボテンオイルの成分は?
ウチワサボテンオイルには人の身体では合成できない必須脂肪酸(EFA)が含まれています。皮膚に十分な必須脂肪酸が得られない場合、バリア機能が影響を受け、乾燥肌、敏感肌、あるいはくすみの原因になります。ウチワサボテンオイルはコスメ用オイルとして使用されているオイルの中で、不飽和脂肪酸が最も高い割合(88%)で含まれるオイルです。不飽和脂肪酸は、健康な細胞の生産や代謝サイクルを刺激するのに不可欠です。
また、トコフェロール(ビタミンE)が多く含まれます。ビタミンEは脂質の抗酸化作用を持ち、肌あれの原因となる過酸化脂質の発生を防ぎます。
サボテンオイルに含まれる不飽和脂肪酸
- リノール酸
ウチワサボテンオイルにはリノール酸が非常に多く含まれています。リノール酸は、肌へ一度に栄養を与えて修復します。リノール酸は肌のバリアを強化し、水分をより多く保持します。抗炎症作用やにきびを減らす特性があり、肌を柔らかくするのに役立ちます。リノール酸は軽い火傷の治療にも効果があると言われています。
- オレイン酸
ウチワサボテンオイルにはオレイン酸も多く含まれます。アボカド、アーモンドオイル、オリーブオイルなどにも、オレイン酸は多く含まれていて、塗ることで水分を封じ込め、他の成分がより簡単に皮膚に浸透するのを助けます。
- パルミチン酸(ヤシの木の油)
パルミチン酸には抗酸化作用と治癒作用があり、皮膚炎や湿疹にも役立つことがわかっています。パルミチン酸は私たちの肌に自然に含まれていますが、加齢とともに量は減少します。
サボテンオイルに含まれるトコフェロール(ビタミンE)
ウチワサボテンの種子油には、アルガンオイルの1.5倍分のビタミンEが含まれています。ビタミンEは抗酸化作用があります。ビタミンEは、自然に発生するフリーラジカルを処理してくれる物質です。老化の兆候につながる損傷を防ぐ働きがあります。また、抗炎症作用を備えており、傷の治癒を促進し、紫外線や環境汚染による損傷を修復します。このため、ビタミンEは日焼けや赤みにも最適です。 ビタミンEは優れた保湿剤であり、肌に潤いを与え、さらなる水分損失を防ぎます。このため、しわや小じわを減らすことができます。優れた老化防止剤であるビタミンEは、コラーゲンとエラスチン(皮膚の形を保つのに役立つタンパク質)を作る皮膚細胞を保護し、にきびの傷跡を退色させると言われています。
サボテンオイルに含まれるフィトステロール
ウチワサボテン種子油に含まれるフィトステロールは親水性なため、肌なじみがよくなります。親水性のフィトステロールは肌の水分を保持し、強力で健康的な肌の壁を作ります。また、コラーゲンの生成を助け、肌を若々しく柔らかく保ち、老化を阻止することさえ発見されています。
サボテンオイルに含まれるポリフェノール
ポリフェノールは抗酸化、抗炎症、抗癌作用を備えています。肌が酸化されている状態では、生成したフリーラジカルに対する防御能力が崩れます。ビタミンE(トコフェロール)と同様に、ポリフェノールはフリーラジカルのスカベンジャーです。ポリフェノールは日光による肌の損傷を防ぎ、修復し、発赤と刺激から守ります。
希少で高価な“奇跡のオイル”
一年に一回しか採れないウチワサボテンの果実の大きさは6~8cmほど。その中の種から抽出したオイルには、ウチワサボテンの生命力がギュッと凝縮されています。
ゴマ粒のような小さな種に含まれる油脂成分はたった3~5%。1リットルのオイルを採るのに約8トンの果実が必要です。
しかも果実の中から種を取り出すのはすべて手作業。その種を洗浄して乾燥させ、搾油するのに、かなりの手間ひまと時間がかかります。
ウチワサボテンオイルは、その希少性と美肌成分から“奇跡のオイル” “エイジングケア*に最適なオイル”と呼ばれ、最高級の高価なオイルとしても知られています。
あなたの日々のスキンケアに自然の力をもたらし、美しさと健康をサポートします。自然派のスキンケアをお求めの方に、ぜひお試しいただきたい商品です。
まとめ
奇跡のオイル ウチワサボテンオイルを知ったら試したくなりませんか?数ある天然のオイルはありますが、今回、オイルマニアの私がオススメするウチワサボテンオイルをご紹介しました。次回は、どんなオイルを紹介するか楽しみにしていてください。